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ロシア国防省によると、6月4日12時30分(日本時間4日18時30分)に、シリアにあるロシアのフメイミム空軍基地の防空システムが、シリア西部の地中海に面したタルトゥースにあるロシア海軍基地の方向に向かっている空中目標を検出した。
これを受けて戦闘機Su-35が出動、同機の乗員は安全な距離からこれが米国の哨戒機P-8Aポセイドンであることを識別した。
その後、15時41分(日本時間21時41分)にP-8Aポセイドンがタルトゥースのロシア軍基地に接近したため、再びSu-35が出動。Su-35は、ポセイドンが飛行経路を変更するまで追跡した。
ロシア国防省は、Su-35のすべての飛行は空域の使用に関する国際的な規則に従って行われたと発表した。またロシア司令部は米国側から抗議を受けていないという。
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