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同紙は豪州国防省の元役人、マークス・ハーリエル氏の行ったレポートで、「パース湾に停泊し続けているフリゲートは我が国の艦隊の1隻であり、大掛かりな修理と刷新が行われたが、乗員が見つからないという理由で無用の長物になっている」と書かれた箇所を引用し、伝えている。
The #Australian #Navy's ongoing personnel shortages are keeping the modernized #frigate #PERTH 157 out of service for lack of a crew. Recruiting remains a serious challenge for the RAN. https://t.co/O0g5DsOaW7 pic.twitter.com/v5Hswrvn7r
— Chris Cavas (@CavasShips) 6 июня 2019 г.
ハーリエル氏によれば、オーストラリアは8隻のアンザック級フリゲートから成る艦隊を有しているものの、そのうち2隻には長期間にわたる全面的な修理が行われている状態にある。
ハーリエル氏のレポートではオーストラリア軍が多数の軍人不足を抱えている姿が浮き彫りにされた。
ハーリエル氏によれば、同国は年間387億ドルもの巨額な軍事予算を割いているにもかかわらず、昨2018年、1730人の軍人の急募に対し、集まったのはわずか600人だった。
ハーリエル氏は、オーストラリア艦隊は現在、深刻な人員不足を抱えており、無人の操縦技術により大きな注意を払わざるを得ない状況にあると指摘している。