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セイウチの牙で掘られたルークは、12世紀に作られたチェス駒セットの1つ。この「ルイス島のチェス駒」は1831年、スコットランドのルイス島で発見された。
現在、78駒のうち11駒がスコットランド国立博物館、残りが大英博物館に収蔵されている。
The #LewisChessmen are so-called as they were found buried on the Island of #Lewis in 1831. Carved in Norway between 1150 & 1200, they are made from walrus tusk & ivory. On 3rd June #Sothebys announced one of 5 missing pieces, a warder, had been found. #FolkloreThursday pic.twitter.com/rr37yEdhdl
— Maude Frome (@frome_maude) 6 июня 2019 г.
5つの駒の行方がわかっていなかったが、今回、うち1つが発見された。駒は1964年、コレクターがエジンバラの骨董商から5ポンドで購入したもの。
家族は、コレクターの亡くなった妻がドレッサーの引き出しの中で、小さな袋に入れて駒を保管していて、駒の「魔術的な性質」を信じていたと述べる。
コレクターが亡くなり、家族が駒をオークションハウス「サザビーズ」の鑑定に出した。鑑定士は、駒が「ルイス島のチェス駒」の1つであり、100万ポンドの価格が付けられる可能性もあると明らかにした。
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