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「太陽メタノール諸島」と名付けられた新しい概念は、気候変動に対処するために海洋に数百万の人工島を建設し、そこに太陽光エネルギーの発電が可能な設備を備えるというもの。
この電力がシステムに供給され、大気からCO2を吸収し、それを海水から採取した水素と化合する。最終的にそれはメタノールとなり、合成燃料として利用が可能になる。
研究者たちは、今日、人類がメタノールを含めた液体炭素エネルギーをどうしても必要とするのであれば、CO2の総排出量を増やさないように代替エネルギーを利用して、合成燃料を獲得すべきと考えている。
研究者の試算では、空気を清浄化し、地球温暖化を止めるといった目に見える成果を達成するためには、こうした浮島を320万ほど作る必要がある。
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