ゴルバチョフ氏、ドラマ「チェルノブイリ」で語られている出来事についてコメント

© AP Photo / Ivan Sekretarevミハイル・ゴルバチョフ
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ゴルバチョフ元ソ連大統領は、米HBOテレビのドラマ「チェルノブイリ」に盛り込まれている要素についてコメントし、ドラマで語られている複数の出来事を否定した。

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特にゴルバチョフ氏は、チェルノブイリ原子力発電所事故の原因究明を手助けしたヴァレリー・レガソフ氏に賞を授与しないよう指示してはいないと指摘した。ドラマでは、ソビエト連邦科学アカデミー会員だったレガソフ氏のキャリアは、事故原因に関する自身の説を提唱した後、終わりを迎えたと描かれている。ラジオ局「ガヴァリット・モスクワ」が伝えた。

ゴルバチョフ氏は、その様な指示は与えておらず、脚本の展開は「フィクション」だと強調した。なお、ゴルバチョフ氏は入院しているため、まだ自分自身ではドラマを見ていないという。

ミハイル・シュヴィトコイ国際文化協力担当ロシア大統領特別代表はドラマ「チェルノブイリ」について、感動的で非常にプロフェッショナルだと指摘し、歴史的出来事との不一致は芸術作品にはよくあることだとの見方を示した。

「チェルノブイリ」は5月7日に初回が放送された。同ドラマは1986年のチェルノブイリ原発事故を描いている。

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