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男性3人が森に集まり、焚火で食事を作った後、鹿の角を集めるため、それぞれ別の方向に出かけた。
タイガの中で1人の男性がクマに出会い、男性はクマを驚かせようと大きな声で叫んだが、クマは男性に襲い掛かった。男性はクマを撃退しながらクマの舌を噛んだ。その後、クマは逃げていったという。
仲間の男性たちが救急車を呼び、男性は病院に搬送された。男性は顔、頭部、腕、腹部に傷を負い、入院した。
モスクワ・ボリショイ・サーカスの調教師、アスコルド・ザパシニィイ氏は「危機的状況における動物の反応は、人間と同じように予測不可能だ」と述べ、「人間が命をかけて戦い、動物的本能を発揮して逃げることができたというこの絶体絶命の出来事についてだが、このような状況を滑稽に感じる人もいるかもしれないが、私はこの出来事のすべての危険度を理解できる。実際の状況は恐ろしいものだ」と指摘した。
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