スプートニク日本
その面積はサッカー場40面分に匹敵し、年間10メートルずつ高くなっているという。地元の役人によると、高さはすでに65メートルに達している。シュピーゲル誌が伝えた。
このペースで高くなり続けた場合、ごみの山は1年後にもインドを代表する建造物の一つである高さ73メートルのタージマハルを超える。
インド最高裁判所は、飛行機やヘリコプターが誤ってゴミの山に衝突するのを避けるため、埋立地に信号灯を設置するよう言い渡した。
環境活動家や医師はガジプールについて、地元住民の健康にとって深刻な脅威となっていると警告。ガジプールではメタンガスが放出され、しばしば火災が起きているという。
ガジプールは1984年に開設。現在ではすでに閉鎖されている予定だったが、依然として毎日およそ2千トンのごみが投棄されている。