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東京福祉大では3月、多数の留学生が所在不明になっていることが発覚し、文科省などが調査していた。調査結果によると、同大は近年になって留学生の受け入れを急拡大。2016~18年度に約1万2千人の留学生を受け入れたが、うち1610人が所在不明、700人が退学、178人が除籍になっていた。
研究生は日本語能力が低い学生や学費支払いが難しい学生が多かった。しかし大学側は規模に見合う職員を確保せず、また授業に出ない学生への指導も不十分だったとみられている。所在不明者の7割が研究生だったことから、文科省は研究生の新規受け入れを当面停止させた。
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