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データによると、英国のミルデンホールから飛び立った米空軍の戦略偵察機RC-135Vは、海側からバルト海のロシア沿岸近くまで3時間にわたる飛行した。同時に英空軍のRC-135Wは、バルト海の方向からカリーニングラード州の国境に近づいた。
また、ポーランドの基地から飛び立った米空軍の広域電子攻撃機EC-130Hは、ポーランド側からカリーニングラード州周辺まで飛行を行った。同機は時にロシアの岸まで51-55キロの距離まで近づいた。
ここ数年間でロシア国境周辺における米偵察機の飛行回数が大幅に増えた。特にバルト海、またクリミア沿岸周辺、シリアにあるロシア軍基地、東地中海のロシア海軍の艦船配置海域周辺における偵察飛行の回数が著しく増加した。このような飛行はほぼ毎日2-3回、またはそれ以上確認されている。