スプートニク日本
説明会には花田憲彦町長をはじめ住民およそ150人が出席した。冒頭、防衛省の担当者は、同じく候補地の秋田市に関連する調査データに誤りがあった問題について改めて謝罪した。そのうえで「山口県に関する資料にはデータの誤りはない。体制を整備して再発防止を図りたい」と述べ、理解を求めた。
阿武町では、配備計画の撤回を掲げる住民グループの会員数が町の有権者の半数を超えている。また、花田町長も反対派に属している。
説明会を傍聴した花田町長は「防衛省はもっと緊張感を持つべきだ。住民の不安に寄り添った説明をしないと、どこまで行ってもかみ合わないままだ」と反感を漏らした。