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ハリン氏によると、米軍用機は、エクアドルのモレノ政権が署名した「麻薬密売対策」のための「協力」協定に基づいてガラパゴスへのアクセスを得ることになる。
2018年9月、米税関・国境警備局の哨戒機ロッキードP-3オリオンが、エクアドルから飛ぶようになった。そしてこの度、米空軍のボーイング707型機も、太平洋を「パトロール」することになる。
このような「協力」の技術的詳細にもかかわらず、エクアドル領内における外国軍のあらゆるプレゼンスは憲法に違反している。2008年憲法第5条によると、エクアドルはそれ自体が平和的な領土であり、そこに「外国の軍事基地あるいは軍事目的のための外国の施設をつくることは許されない。また国の軍事基地を外国の軍隊や治安部隊に移管することは禁じられている」。