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リャプコフ次官は記者らに対し「今、我々が目にしているのは、イランに対する政治的、心理的、経済的、そして軍事的圧力を強化していこうとする、すでに長期間にわたり停止されずに続いている米国による試みだ。そのような行動は、私が思うに、かなり挑発的だ。戦争の誘発に向けた意識的な路線として以外には評価することができない」と述べた。
同時にリャプコフ次官は、ポンペオ米国務長官が5月にロシア南部ソチを訪問中、ペルシャ湾地域における米国の軍事的プレゼンスについて、戦争の開始ではなく、戦争を未然に防ぐという目的を追求するものだと同長官が述べていたと指摘。
「もしその通りなら、集結させている米軍のさらなる増強や、世界各地の同盟国をイランに対する圧力強化に押しやることを目指すものを含めた他の措置を米国は自制するべきだった」と付け加えている。