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その例として、研究者たちは米国の軍事用ドローン「リーパー」を引用した。このドローンは、翼のサイズが20メートルあり、速度は時速480キロに達する。飛行距離は1800キロを超え、4つのミサイルと230キログラム級の2つの爆弾を搭載する。
飛行中のドローンが事故を起こした場合、爆発によって多数の民間人が犠牲になるおそれがある。調査では、事故の3分の1はまさにドローンの飛行中に発生したもので、離発着時ではないことが判明した。また、ドローン・ウォーズのデータによれば、世界では毎月平均2機のドローンが墜落している。
現在、ドローン・ウォーズ責任者のクリス・コール氏は、国内の領空内で英国防省が新しい大型ドローン「Protector」の試験飛行を予定していることに懸念を表明している。このドローンは技術的に不完全な点で問題視されている。