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1日10時間以上の労働を1年間、少なくとも50日間続けた人たちでは、それ以下の労働時間の人たちと比べ、脳卒中のリスクが29%高くなった。
また、10年間にわたり1日10時間の労働に常時従事した人たちでは、リスクはさらに45%まで増大した。
職場での時間外労働は、研究に協力した50歳未満の人たちの健康に、特に悪影響を与えたことが明らかとなった。
研究の責任者であるアレクシス・デスキャサー氏は、「これは予想外の結果だった。今後さらに、この原因を究明する研究を続ける必要がある」と述べた。
この研究には、18歳から69歳までの14万3592人が協力し、約7年間に渡り彼らの観察が行なわれた。
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