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外務省は現在、「緊急に状況を確認している」という。
報道によると、この学生はアレック・シグリーさん(29)。シグリーさんは朝鮮語に堪能で、昨年、平壌にある金日成総合大学の朝鮮文学部に入学した。また外国人向けの旅行会社も設立、昨年は北朝鮮で結婚式を挙げた。妻は日本人だという。
Fears for Perth student Alek Sigley reported missing in #NorthKorea https://t.co/K5J22xLuu9 pic.twitter.com/IlvvPSqq5K
— ABC Perth (@abcperth) 26 июня 2019 г.
先週、シグリーさんは通信社スプートニクのインタビューに応じた。シグリーさんは西側のマスコミともやり取りがあり、今年はガーディアン紙に記事を寄稿していた。
先にシグリーさんはスプートニクに、7月18日に平壌から東京に行く予定だと伝えていた。シグリーさん拘束のニュースが報じられた後、スプートニクの記者はシグリーさんと連絡を取ることができない。
以前、北朝鮮で収監された米国人大学生オットー・ ワームビア氏の出来事が国際社会を震撼させた。 観光旅行で北朝鮮を訪れたオットー・ワームビア氏(22)は、平 壌のホテルで宣伝ポスターを盗もうとした罪で2016年1月2日 に逮捕され、15年の労働教化刑が言い渡された。北朝鮮当局は、 ポスターを盗もうとした試みを「敵対行為」とみなした。 ワームビア氏は北朝鮮で約15か月収監され、獄中で拷問を受けた とみられ、2017年6月13日に昏睡状態で米国に帰国した。
帰国から6日後の2017年6月19日、 ワームビア氏は意識を回復することなく、死亡した。
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