炉心溶解物を漏らさない露コアキャッチャーがトルコ、アックユ原発へ輸送

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ロシアの機械製作所「チャジュマシュ」社は、トルコがロシアと共同で建設するアックユ原子力発電所第1基に使用するコアキャッチャー(炉心溶融物保持装置)の輸送を開始した。チャジュマシュ社広報部が明らかにした。

スプートニク日本

コアキャッチャーとはロシア原子力産業の開発した炉心の安全装置で、炉心溶融が万一生じた場合、その溶解物を閉じ込めて、冷却し、原子炉格納容器から外に出さない特殊なシステム。コアキャッチャーは放射性物質を炉心の外に漏らさず、時間に制限なく保持しつづけることができる。

コアキャッチャーが世界で初めて設置されたのは中国、江蘇省の田湾原発。同原発はロシアの設計で建設された。トルコのアックユ原発にはさらに進化したコアキャッチャーが設置される。

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