地球に向かう4つの小惑星 潜在的な衝突の脅威に 研究機関がリスト公開

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6月30日の「小惑星の日」を記念して、ロシアのニュース局「ロシア・トゥデイ」は、既存の4つの小惑星のリストを作成した。この小惑星らは、潜在的に地球に衝突するおそれがある。

このリストには、地球にとって潜在的な危険性をもつ全863の宇宙物体が記載されており、欧州宇宙機関のウェブサイトに公開された。

  1. 直径900メートルの小惑星1979XBは、現在時速約7万キロで太陽系を通過しており、毎秒約30キロで地球に接近している。この惑星が地球にもっとも接近するのは、2024年と予想される。
  2. サッカー場4つ分の大きさの小惑星アポフィスは、地球から2億キロ以上の距離にあるが、しかし、2029年には地球から3万キロの距離まで近づく。
  3. 小惑星2010RF12が地球に衝突した場合、2013年にチェリャビンスクに隕石が落下した際よりも、ダメージはいくらか少ないと予想されている。
  4. 4つのうち最後の小惑星2000SG344は、現在まだかなり遠くに位置しているが、毎秒1.3キロで地球に近づいている。

毎年6月30日は「小惑星の日」。1908年のまさにこの日、シベリアのタイガでツングースカ大爆発が発生し、小惑星による人類史上最大の惨事となった。

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