降り始めからの雨量が千ミリ近くに達するなど、九州地方の大雨は記録的なものとなっている。梅雨前線の活動が一段と活発になる影響で、3日から4日にかけ、雷を伴う猛烈な雨が降る恐れがある。
すでに鹿児島市は住民59万4千人に対し、緊急の避難指示を出した。また、共同通信は、霧島市の住民約12万5千人と姶良市の住民7万7千人に対しても 避難指示が出されたと報じた。
気象庁の黒良龍太主任予報官は、「 非常に激しい雨が同じような地域で数時間続くような場合には、大雨特別警報を発表する可能性もある」とし、特別警報の発表を待つことなく、早めの避難、命を守る行動をとるように訴えた。
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