プーチン大統領 ロシアは米国と軍拡競争をするつもりはない

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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアは米国と軍拡競争をするつもりはなく、国際的な安全保障システムの崩壊に責任があるとは考えていないと語った。

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プーチン大統領 大統領任期後の予定について語る
プーチン大統領はイタリア紙「コリエーレ・デラ・セラ」のインタビューの中で、「ロシアがどれだけ防衛費に支出しているか、480億ドルだ。そして米国の軍事予算は約7千億ドル超。比較してもらいたい。ここにどんな軍拡競争の現実性があるのか。我われは軍拡競争などするつもりはない。しかし、自国の安全を保障する義務がある」と語った。

プーチン大統領は、だからこそ、ロシアは最新の軍備や装備の開発をせざるを得なかったのだと指摘した。

米間の軍縮合意は危機に瀕しているが、ロシアはどの程度の責任を負っているのかという質問に対し、プーチン大統領は、「どんな責任もない。国際的な安全保障システムの崩壊は、IMF全廃条約から米国が一方的に離脱したことから生じている」と語った。

2018年の主要な軍事ニュース

新兵器の発表、軍事力の強化、各国の軍事費の増加――これらはすべて2018年に世界の緊張が高まった結果である。シリアでの情勢悪化はアメリカと同盟国によるシリアの大規模空爆につながった。一方で、同国にロシアの防空システムが配備されたことで緊張状態は少し緩和し、年の後半は挑発の件数も減少した。スプートニクはこの総括記事で、昨年発生した軍事分野での主な出来事を紹介する。

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