動画では、2019年6月の太平洋東部地域での潜水艇の拿捕の様子が公開された。
また、動画では、米沿岸警備艇が移動する潜水艇に近づき、その後、隊員らがフルスピードで潜水艇上部に飛び移り、麻薬マフィアの手下が中から開かないようにする前にハッチを壊す様子が撮影された。
.@VP is welcoming back the crew of CG Cutter Munro as they turn over 39K lbs of cocaine from drug seizures like this one from a semi-submersible off South America to federal agents. We will be live-streaming the offload on Facebook in a few hours. More: https://t.co/5eQRbQpxw5 pic.twitter.com/9bMRorDC4I
— U.S. Coast Guard (@USCG) 11 июля 2019 г.
ドナルド・トランプ大統領さえ動画について次のように評価した。
「信じられないような勇敢さだ。麻薬密売人らを見事に拘束した。ごらんあれ!」
CNNによれば、米国領内に麻薬を密輸するため、南米の組織は頻繁に潜水艇を利用しているという。その際、麻薬密売人らは、コロンビアの「ジャングルの奥深く」で、自分たちで潜水艇を建造する。
そうした船は、コロンビアから米国までの海中を数千キロ移動することが可能だ。潜水艇の水深は数メートルと浅く、また、半潜水艇は数十センチしか海上に浮上しないことから、曇りの日などに発見することはほぼ不可能。
米国沿岸警備隊のプレスリリースによると、2019年5月から7月にかけて、太平洋東部の国際水域でUSCGボート3隻が、17トン超のコカインと400キログラム超のマリファナを、総額5億6900万ドル相当押収した。