1912年から個人に所有されているアラゴン城は、金融詐欺や贈収賄の疑いで地元の企業家3人と匿名の税務専門家が拘束されたあと、押収された。
アラゴン城に加え、カプリ島の別荘など拘束された人物の計4000万ユーロ(約45億円)を超える財産が押収された。
「Il Mattino」紙によると、拘束されたのは国内の多くの政治家を顧客に持つ有名な税務コンサルタントのアレッサンドロ・ジェロルミニ氏の可能性がある。
アラゴン城はイスキア島の名所の1つ。1441年にこの小さな火山島に建てられた。アラゴン城へのアクセスは細い橋に限られており、橋からは中世要塞の雄大な壁の美しい景色を眺めることができる。
アラゴン城の名前の由来は、イスキア島を統治していたスペインのアラゴン王国の王族の邸宅の1つとして長い間使われていたことからつけられた。
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