トランプ米大統領は不法移民問題について述べる時、ラテンアメリカの大規模な犯罪グループ「MS-13」について、米国社会の主な脅威の一つだと常に指摘している。
調査によると、容疑者らは20支部の中で最も残酷な支部に所属しており、被害者らを誘拐し、野球のバットや刃物などを使って殺害した。
ある事件では、「MS-13」の名前が書かれた落書きを消した人物が誘拐され、中南米でサトウキビの伐採などに使われているナイフ「マチュテ」で殺害された。遺体はマヤインディアンの残酷な生贄の儀式のしきたりに従って切断された。胸から心臓が取り出され、その他は渓谷に投げ捨てられた。
米連邦捜査局(FBI)ロサンゼルス支局のポール・デラコート支局長補佐は同事件について、「中世の残虐行為だ」と指摘した。