HIV 約170万人が感染 国連報告2018

© AP Photo / Aijaz RahiHIV
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世界で約170万人が2018年にHIVに感染したことが、16日に公表された国際連合エイズ合同計画の報告で明らかとなった。

同機関のデータによれば、世界で約170万人が2018年にHIVに感染した。2010年のデータとの比較では16%減。とくに南アフリカでは、新たなHIV感染者数が40%以上減少した。

報告書によれば、現在、世界では3790万人がHIVに感染し、そのうち170万人が子どもだという。しかし、彼らがり患していることを知っているのはわずか79%。昨年、HIVに関連にして77万人が亡くなったが、2010年との比較では33%の減少となった。

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同時に国際連合エイズ合同計画は、HIVの感染が新たに増加している危険なケースを指摘している。欧州東部や中央アジアでは29%増、中東とアフリカ北部では10%増、ラテンアメリカでは7%増となった。

HIVワクチンの使用開始時期は?

国際連合エイズ合同計画の専門家エドゥアルド・カラモフ教授は、通信社スプートニクのインタビューで、10年後にもHIVワクチンの使用が始まると語った。カラモフ氏によると、現在、複数の種類のワクチンの臨床試験が同時に行われており、いずれも良い結果を示している。

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