2019年の半年間でロシアを訪れた外国人旅行者が増加したとアマデウス社が発表した。2017年との比較で19.5%の増加となった。
専門家は、ロシアへの航空券予約が過去に増加したのは、サッカーのワールドカップの時で、2018年の前半半年で27%の増加だったと指摘した。
アマデウス社のデータによれば、今年ロシアを訪れた旅行者でもっとも多いのは、ドイツとカザフスタン、そして韓国だった。このほかに旅行者リストの上位を占めたのは、イスラエルやイタリア、フランス、英国、米国、チェコ。その際、予約が急増しているのは、韓国やイスラエル、イタリアで、それぞれ160%、42%、16%の増加となっている。
ロシアへの外国人旅行者の平均滞在日数は9日間。統計によれば、ロシアへの長期滞在に関しては、米国の旅行者が16日、イスラエル11日、ドイツ10日だった。一方で韓国の旅行者は、短期間の旅行を好み、平均5日間だった。
日露の観光団体、協力覚書を締結
5月14日、日本政府観光局(JNTO)とロシア旅行業連盟(RUTI)が東京で協力覚書を締結した。覚書では、今後2年間にわたって、両国間の観光事業の発展及び観光客数の拡大を目的とする一連の共同行事を開催することが定められている。