ロマシナ/コレスニチェンコ組は、アーティスティックスイミング史上最も複雑な新プログラムを披露した。なお同ペアは、同プログラムで2020年東京オリンピックに臨む予定。
アーティスティックスイミングのロシア代表は、光州世界水泳選手権大会で金メダル6個を獲得しており、無敵の状態が続いている。ロシア代表が出場せずに唯一金メダルを譲ったのは、新種目のハイライトルーティン。
ロマシナとコレスニチェンコの両選手は同大会でそれぞれ3個の金メダル(ソロで1個ずつ、デュエットで2個ずつ)を獲得した。
これまでに同大会を含めた世界選手権で獲得した金メダルは、コレスニチェンコ選手が16個、ロマシナ選手は21個となった。ロマシナ選手はアーティスティックスイミング選手として世界選手権史上最多の金メダル保持者。
ロマシナ/コレスニチェンコ組は、2020年東京オリンピックでも今大会で披露した「クモ」をテーマにしたプログラムを演じる意向。同プログラムは、アーティスティックスイミング史上初めてトランジションを3回連続で行う複雑なものとなっている。コーチによると、東京オリンピックに向けてプログラムはさらに複雑になる。