当初の予定では、摘発の対象者は2100人を超えていたものの、一斉摘発の実施が事前に広く報じられたため、対象者を拘束できなかったとICEは説明している。
トランプ大統領はこの一斉摘発を「国境問題解決作戦」と呼び、摘発の結果について「大成功だった」と発言していた。しかし、摘発実施の様子が米国全土で広く目撃されることはなかった。
ICEのマシュー・アルベンス局長代理は、今回の摘発は法律違反が確認された特定の個人を対象したものだったと説明。これまでの摘発はメディアに広く報道されなかったため、今回より成果を挙げられたとの見方を示した。
関連ニュース