先に、北朝鮮の国境警備隊が今月17日、「北東漁業会社」が所有するロシアの漁船を拿捕したと報じられた。
乗組員とは連絡が取れず、在北朝鮮ロシア大使館の関係者は23日になってようやく拿捕された漁船を訪れることができた。
現在、ロシア大使館が状況の解明にあたっている。なお大使館関係者はすでに乗組員と面会し、乗組員の早急な帰国に関する問題に取り組んでいる。
在北朝鮮ロシア大使館のフェイスブックのページでは「現在、状況の解明が行われている。ロシア大使館は北朝鮮当局および『北東漁業会社』の上層部と常時連絡を取り合っている。大使館はできるだけ早急に状況を解決するために必要なあらゆる措置を講じている」と発表された。
なお大使館関係者は、漁船にはロシア人15人と韓国人2人が乗っており、乗組員は全員、健康だと伝えた。