同紙によると、スペインにはフランス語やドイツ語を含むさまざまな言語の録音を聞くアップルのスタッフがいる。消息筋によると、これはアップルの音声アシスタントソフトウェア「Siri(シリ)」を改良するために行われている。
なおエル・パイスによると、Siriへの質問だけでなく、利用者の個人的な会話も分析されている。
アップルの元スタッフらは「よく聞こえたかどうか、利用者の質問が理解されたかどうか、後ろで会話がなされていたかどうかなど、音の質をさらに分析しなければならないプロジェクトがあった」と述べ、「また録音そのものの質に焦点を当てた同プロジェクト以外にも、話されたことを関心の対象としたたくさんのプロジェクトがあった」と語った。
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