パリ北部にある公園「バンセンヌの森」では2年前にヌーディストのためのゾーンが設けられ、4月から10月にかけて開放されている。
ヌーディストエリアが設けられた時、当局は安心して利用できると約束した。だがヌーディストらは、茂みに隠れてのぞき見している人たちがいると訴えている。
ヌーディストのベルナールさんはルモンド紙のインタビューで、「のぞき魔や露出狂がおり、女性たちを困らせている... もちろん女性たちは怖がっている」と語った。またベルナールさんは、警察が時折パトロールしているが、「犯罪の現場を抑えなければ」罰するのは難しいと述べた。
なおパリ・ナチュリスト協会のローラン・ ルフト会長は、問題は誇張されているとの見方を示している。一方でルフト氏は、女性たちは別の形で状況を心配する可能性があるとし、「私が女性だったら、おそらく行かないと思うが、私の女性の友人の多くはヌーディストエリアに行きたがっている。あらゆるヌーディストエリアで、さらには普通のビーチでさえ、ビキニを着用して休んでいる女性たちは、異常な男性たちの注目を集めている」と指摘した。