Finest exemplar pair of Nike Moon Shoes (made for 1972 Olympic trials) ever auctioned. Closes Tuesday at @Sothebys. Starting bid is $80,000 https://t.co/bXDJn5On7E pic.twitter.com/l02RaG7xiG
— Darren Rovell (@darrenrovell) July 21, 2019
そのスニーカー「ムーンシュー」はナイキの共同創業者ビル・バウワーマン氏が、1972年のミュンヘン五輪に向け、選手のために作った。スニーカーはハンドメイドで、作られたのはわずか12組。このスニーカーの最重要箇所は、表面をがっしりと掴むことを可能にする「ワッフルソール」だ。
This rare pair of Nike running shoes from 1972 just sold for a record-setting $437,500 pic.twitter.com/qGHnzskhMG
— Bloomberg TicToc (@tictoc) July 24, 2019
サザビーズのオンライン競売担当トップのノア・ブンシュ氏は「彼(ビル・バウワーマン)は米オレゴン州でランニングトレーナーとして働き、文字通りの意味で電気式ワッフルメーカーを使ってスニーカーを作った。ソールの模様はワッフルメーカーで作られたものだ」と語った。
予想落札価格は16万ドルだった。落札したカナダ人コレクターのマイルス・ナダルさんは、予想の3倍近い金額を支払ったことになる。
これは、いままで競売に出されたスニーカーの落札価格として絶対的記録だ。これまでのサザビーズでの最高額は2年前に樹立。最高落札額だったのは、伝説的な米バスケットボール選手マイケル・ジョーダンが1984年五輪バスケットボールの決勝戦で履いたコンバースのスニーカーで、19万300ドルで落札されていた。