朝鮮通信使の復元船が寄港を取りやめ 日韓交流事業の中止相次ぐ

© AP Photo / Ahn Young-joon

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長崎県対馬市は8月3に始まる「対馬厳原港まつり」に合わせて予定されていた朝鮮通信使の復元船の寄港が中止になったことを明らかにした。東京新聞が報じた。

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対馬市によれば、復元船は韓国の国立海洋文化財研究所が造り、まつりで毎年実施される朝鮮通信使の行列に参加する予定だった。このイベントは昨年から準備してきた。ところが今月25日、寄港を調整していた釜山文化財団から「現況を勘案して来港が困難」との連絡があった。対馬市の比田勝尚喜市長は「非常に残念。国家間の問題が早期に解決することを望むばかり」とのコメントを出した。

また、県国際交流協会は26日、長崎市で開かれる「ながさきみなとまつり」(27日、28日)に合わせて招いた釜山東亜大学テコンドー示範団が来日を中止したことを明らかにした。当初の予定では計13人が来日し、県テコンドー協会選手と交流が行われるはずだった。

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