フランス人男性が当せん金1億6300万ユーロの宝くじを紛失、女性が路上で拾う 裁判所が下した結論は?

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仏パリの裁判所は28日、当せん金1億6300万ユーロの宝くじに関する審理を終えた。フランス人男性は当選した宝くじを紛失、その宝くじをフランス人女性が路上で拾った。男性は女性から1200万ユーロで宝くじを買い取ることになった。ル・フィガロ紙が報じた。

カルヴァドス県に住む男性は、2011年9月の宝くじ「ユーロミリオンズ」に当選したが、宝くじを紛失してしまった。その後、その宝くじを地元の女性が路上で見つけた。

男性が仏宝くじ公社(Francaise des Jeux)に当選権利の証明を提示したため、女性は当せん金を受け取ることができなかった。

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結果、状況は法的に行き詰まり、仏宝くじ公社は解決策として、男性に1200万ユーロ(当せん金の7.5%)で宝くじの買い取りを提案した。

その後、裁判所が取引を承認、税務当局を除く全員が満足のいく結果となった。税務当局は、チケットを見つけた女性から400万ユーロ超を徴収する計画だった。

フランスの法律では、宝くじの当せん金には税金がかからないが、税務当局は1200万ユーロは当せん金には属さないと主張した。一方、裁判所は税務当局の主張を拒否した。

今回の当せん金額は、1200万ドルを差し引いたとしても、2012年11月に「当たった」1億7000万ユーロに次いで2番目の高額当せん。

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