トランプ氏は「そこで軍備が管理される合意をロシアと結ぶことになると考えている」と述べた。
先に米国のジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、2021年に期限が切れる露米の新戦略兵器削減条約(新START)について、欠陥があるため延長されることはおそらくないとの見方を表した。ボルトン氏は、米国が同分野で露中を含む新たな条約を締結する意向を確認した。
2010年に調印された新STARTは、軍備制限に関する露米間で唯一有効な条約。
先にロシア外務省は、新STARTをめぐる状況への懸念を表し、ロシアは2021年に米国の破壊的な立場により世界が戦略兵器を制限する条約を失うことを望まないと発表した。