メドベージェフ首相は「これは我々の土地であり、ロシア連邦の構成体であり、諸島はサハリン州に所属している。我々の憂慮を招く理由もない」と述べた。
Working trip to #Iturup. The Government invests substantial funds in developing the Kuril Islands to improve the living conditions in the region. There have been considerable improvements over the past few years pic.twitter.com/P9QIV6ycFw
— Dmitry Medvedev (@MedvedevRussiaE) August 2, 2019
メドベージェフ首相はのクリル諸島訪問はこれで3度め。1度めは2010年、大統領として、2012年、2015年には首相として島を訪れている。ロシアの役人が南クリル諸島訪問を行うたびに日本側から抗議が表されているが、ロシアはそのたびに抗議を退けている。
日本外務省は、ロシアのドミートリー・メドベージェフ首相のクリル諸島訪問に関し、日本政府が極めて深い憂慮を示していると表明していた。
日本外務省の声明には、訪問は日本の主張する北方領土問題の姿勢に真っ向から反対し、日本国民の感情を傷つけるものであり、「我が政府の立場と相容れないもの」と書かれている。