今年4月、パリのノートルダム大聖堂で火災が発生した。スプートニク・フランスの特派員は、あかあかと燃える大聖堂の写真を撮影した。大聖堂の前には、警察の非常線封鎖テープの下を笑いながらくぐり抜ける中東系の風貌をした若者2人が写っていた。
© 写真 : Sputnik Franceノートルダム大聖堂火災 パリの人々
ノートルダム大聖堂火災 パリの人々
© 写真 : Sputnik France
この写真はネットで拡散された。一部の西側メディアは、ムスリムに対する社会の態度に影響を与えようとしているとしてスプートニクを非難した。
ガーディアン紙は4月19日、この写真をインスタグラムの同紙のプロジェクト「Fake or for Real」に掲載し、写真は編集されたものだと主張し、「フェイクニュース」のカテゴリーに入れた。
スプートニクは、すべてのメタデータと一緒にそのソースコードを表示し、写真が本物であることの証拠を提示した。
一方、ガーディアン紙はそれから4カ月後に間違いを認めた。ガーディアン紙はインスタグラムのストーリーズに次のような文章を投稿した-
「正確さは我々にとって重要であるため、皆さんが我々のプロジェクトFake or for realのファンであるならば、以下をお読みください:4月19日付けのFake or for realで、我々はノートルダム大聖堂の火災時に撮影され、広く拡散された写真を、編集されたものだと推測しました。写真の著作権者から連絡があり、我々は写真が編集されていなかったことを認めます。逆のことを主張していたことに対してお詫び申し上げます。」
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