テイラー・イワノフさんは、Facebookで瓶と手紙の写真を公開し、ロシア語メッセージを翻訳して欲しいと投げかけた。
半世紀にわたり海を漂っていたにも関わらず、紙の保存状態はよく、極東海運会社(FESCO)漁場船「スラク」の船員が書いた手紙は、簡単に判読できた。
メッセージの内容は、「極東海運会社から心を込めてメッセージを送ります。このボトルを拾った人は、ウラジオストク市43番地のスラク漁場船、乗組員全員に知らせてください。ご健康と長寿、幸せな航海を祈ります」と簡潔であった。
テイラー・イワノフさんの呼びかけに、様々な国のネットユーザーから反応があった。ユーザーらは手紙を翻訳しただけでなく、その漁場船のその後の運命まで教えてくれた。水産加工・漁場船スラク丸は、1966年に日本の横浜の造船会社によって作られ、1992年に廃船、金属解体業者に売られていた。
以前スプートニクでは、オーストラリアで空瓶に入った世界最古のメッセージが発見されたことを伝えた。