「T-34」は第二次世界大戦中のソ連軍の戦車戦を描いたロシア映画。2019年5月9日に一般公開されたが、意見や評価は大きく分かれている。
批評家の多くは、撮影の巧みさと脚本がまずまずであることを評価しているが、一般客はそれほど寛大ではなかった。ロシアの人気映画サイトKinopoiskでの本作品の評価は平均の7点だ(Imdb=インターネット・ムービー・データベースでは6.6点)。
大人気のロシアYouTube BadComedian映画レビュアーは、この映画を大きく批判している。評論担当者は、本作品は歴史の整合性に欠け、ナチスを正当化し、強制収容所を無害に描いているとコメントしている。
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というわけで、ロシア語圏の小島秀夫氏ファン(ファンは小島氏を天才と呼んでいる)の多くはロシア映画産業に懐疑的であり、小島氏の投稿にイイネを押さなかったようだ。コメント欄には戦車戦よりも真剣な戦いが繰り広げられている。
「この映画を観るヒマがあったらクソコンテントをなんとかしたら!」
「天才も時には間違いを起こす・・・」
「ヒデオ、天才の頭脳を大事にしなよ、こんなの観ないでさ!」
困惑したフォロワーには、小島氏を擁護する動きもある。