フランス、トランプ氏のイラン表明に反発

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フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外相は9日、トランプ米大統領がマクロン大統領がイラン政府に「曖昧なシグナル」を送っていると批判したことを受けて、フランスに自分の意見を述べるためには許可が必要ないと表明した。

ル・ドリアン外相は「フランスはイランに関して独立の立場から意見を表明している」という内容の声明を発表した。

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トランプ氏はマクロン大統領が「善かれと思っていることは分かっているが、米国以外に米国を代表することはできない」とツイッターでコメントした。

トランプ氏は批判の詳細を明らかにしていないが、マクロン氏が今月開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)にイランのロウハニ大統領を招き、トランプ氏との会談をセッティングしようとしたとの報道が背景にあるとみられている。

現在、イランと米国の対立は頂点に達している。米国は再び対イラン制裁に訴え、軍事力を活発に誇示している。イラン軍による米海軍のドローン撃墜を受け、米ホワイトハウスはイラン高官らに制裁を科し、ハメネイ師も追加制裁の対象になった。

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