歴史上初 米女子体操バイルズ選手 高難度の技を複数成功させる【動画】

© AFP 2023 / Toshifumi Kitamuraシモーネ・バイルズ氏(アーカイブ写真)
シモーネ・バイルズ氏(アーカイブ写真) - Sputnik 日本
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4度五輪で優勝し、14度世界選手権で勝利した体操女子シモーネ・バイルズ選手が、女子体操史上はじめて平均台で後方2回宙2回ひねりを成功させた。この技はバイルズ選手が成功させるまで誰もやったことのないもの。

歴史的な離れ業は、バイルズ選手に米体操選手権で6年連続の優勝をもたらした。過去70年間、米国では女子選手の中でこうした結果を示した選手はいないと、「ガーディアン」紙は報じた

​しかし、今大会でバイルズ選手が実践した平均台の後方2回宙2回ひねりは、彼女が見せたもっとも難しい唯一の大技ではない。バイルズ選手はまた、床で抱え込み2回宙返り3回ひねりも披露。両手がマットに触れたのか微妙にもかかわらず、審判はそれをカウントした。以前、こうした跳躍は男子選手しかできず、北朝鮮のリ・ジョンソン選手が2004年のアテネ五輪で行っただけだった。バイルズ選手はこの技を成功させた初の女子選手となった。

​シモーネ・バイルズ選手が歴史を作ったのはこれがはじめてではない。彼女は、体操の世界選手権で完全優勝した史上初のアフリカ系米国人。2016年のリオ五輪で6種目のうち5つのメダルを獲得、段違い平行棒だけファイナルを逃した。

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