戦車「ラドガ」は、Т-80戦車をベースに80年代初頭にはじめて生産された。このモデルは全部で5台生産されている。
またこの戦車はもっとも「重たいリムジン」と呼ばれた。それは旧ソ連の指導部のための参謀車両として使用されることから、大量破壊兵器から高い確率で防御を行う必要があったためだ。重量は42トン。
レニングラードの設計士らは、戦車「ラドガ」に強力なフィルタリング設備や予備のエアーシリンダー、そして空調設備を設けた。そのほかにも同戦車には当時最新の連絡と監視システム、テレビカメラ、外部環境の管理設備が設置されていた。
強力なGTD-1250エンジンは、自動で放射能を含む埃のクリーニングを行う。
歩道では戦車の最高速度は時速70キロメートルに達し、補給なしで350キロメートルの運行が可能。
戦車「ラドガ」は1986年のチェルノブイリ原発事故後に試運転が行われ、現地調査用に使用された。その後に得られた経験はより近代化された戦車の生産に活用された。
カメンスク=シャフチンスキーで見つかった戦車は現在、現地の軍事技術公園で展示がされている。
It's good to know that at least one VZTS Ladoga,
— Artem Beliakov (@skylancer7441) August 10, 2019
T-80-based vehicle protected agains NBC treats, unusually comfortable (for a soviet vehicle) at least for 4 passengers (btw one of those was used at Chernobyl)
still exists, tho somewhat battered
more pics https://t.co/tEQftS76jg https://t.co/5NV6L9cazw pic.twitter.com/EBu6lP8ckL