香港のポール・チャン財政官は15日、2019年の香港の実質経済成長率予想を従来予想の2-3%から0-1%に下方修正した。
香港での反政府デモは11週目に突入し、企業のビジネスや観光業を圧迫している。香港の4-6月の域内総生産は前期比で減少しており、今後の情勢次第では景気後退する可能性が指摘されている。
ポール財政官は、個人所得税の税額控除の規模拡大を中心とする財政面での刺激措置を発表した。所得税の税額控除拡大は18億4000万香港ドル規模で、140万人が恩恵を受けるとみられる。
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