北朝鮮は7月25日以降、短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体の発射を繰り返しており、今回で3週間余りの間で6回目の発射となる。
北朝鮮は8月20日まで予定されている米韓合同軍事演習に強く反発していることから、韓国軍はさらなる発射の可能性が高いとして、米軍とともに警戒と監視を強化していた。
北朝鮮は米国側に対し、合同軍事演習が終了すれば非核化協議に応じる態度を示す一方で、韓国に対しては発射中止を求めた点を非難し、今後の対話は米国とだけ進めるとけん制している。
トランプ大統領は、短距離のものであれば、発射を容認する考えを示しているため、北朝鮮側はこの間に技術の向上を図る計画もあると見られている。