カイロ近くの採掘現場で、考古学者らは紀元前3世紀のたくさんのかまどを発見した。化学的分析により、これらは香水と芳香の製造に利用されたことが判明した。そこには香水用の細首の粘土製容器が残っていた。
研究者らはあるアンフォラに残っていた内容物を分析し、香水の主な成分が没薬とカルダモン、オリーブオイル、シナモンであることをつきとめた。
こうした情報をもとに、また古代エジプトのテキストから、ハワイの研究者らは古代の香水を再現することに成功した。
再現された香水は、濃厚で粘着性があることが判明した。また、密度に関しては、現在の香水よりもバターを連想させる。
香りは今日の香水よりもずっと強く、体に長く香りが残っていた。
研究者らよれば、クレオパトラ自身これらの香水を使用した可能性があるが、しかし、この仮定を証明することはおそらく無理だろう。
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