戦国時代生まれのサメ発見 グリーンランド

© 写真 : Instagram/Juniel85戦国時代生まれのサメ発見 グリーンランド
戦国時代生まれのサメ発見 グリーンランド - Sputnik 日本
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グリーンランドで研究者らが年齢512歳のサメを発見した。ということはこのサメは日本の戦国時代に誕生したことになる。英国のタブロイド紙The Sunが伝えた。

同紙によると、発見されたニシオンデンザメの推定誕生年は1505年。例えば英国ではヘンリー8世、ロシアではイワン雷帝の父であるワシーリィ3世、日本では足利義澄の時代だ。

研究者らは体長で年齢を断定したという。グリーンランドサメは1年に1センチずつしか成長せず、数百年も生きる。発見されたサメの体長は5.4メートルだった。

​キム・プレベル(Kim Praebel)教授は、「これは現在地球上で生息する脊椎動物の中で最古の種で、大西洋にいくつかの集団を形成しています」と語る。研究者らは、この種の、これだけ長い寿命にどの遺伝子が関連しているのかを発見すべく、DNAを研究している。

ニシオンデンザメの主な食料は魚だ。この種の個体の胃から、鹿や馬の肉片が発見されたこともある。

ニシオンデンザメの平均寿命は272年。これはサメのうち、最も北に生息し、寒冷地を好む特徴がある。最も大きな個体は7.3メートルにもなり、体重は最大1.5トンになる。しかし平均体長は2.44から4.8メートルであり、体重も400kgを超えないのがほとんどだ。ニシオンデンザメの肉はアイスランドの国民的料理と考えられている。

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