「不自由展」再開 署名で連携を

© REUTERS / Ahn Eun-na慰安婦問題
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国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった件で、有識者らで構成された「表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク」が17日、東京都内で集会を開いた。関係者らは企画展の再開を求めて署名運動を展開し、他団体の抗議活動とも連携を強めていく方針を確認した。ロイター通信が報じた。

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世話人代表の一人、武内暁さんは「中止という既成事実を絶対に作ってはいけない。萎縮せず議論を続け、展示再開を実現させたい」と語った。

芸術祭会場前で抗議を続ける名古屋工業大のジョセフ・エサティエ准教授はこの展示中止により活動が「終わったわけではない」と話し、運動への幅広い支援を呼び掛けた。

名古屋市を中心に愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」は、開幕からわずか3日で「表現の不自由展」の中止を余儀なくされた。異例の事態を呼んだ最大の原因は、彫刻家の夫婦キム・ウンソン、キム・ソギョン両氏が元従軍慰安婦を象徴した作品の「平和の少女像」だった。
同展には開幕するや否や、数名の政治家らから「少女像」の撤去を求める声が相次いだ。実行委の会長代行の河村市長などは「日本国民の心を踏みにじる行為」と非難している。

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