北朝鮮のスクーナー船が、極東海洋保護区の岸辺に乗り上げる

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台風10号(クローサ)の影響で、北朝鮮のスクーナー船がロシア沿海地方の極東海洋保護区の岸辺に乗り上げた。海洋保護区が通信社スプートニクに伝えた。

先に国境警備隊は、複数の外国船舶がロシアの海岸近くで天候の回復を待つための許可を要請したと発表した多くのスクーナー船は、「遭難」の旗を掲げた。外国の複数のスクーナー船は、沿海地方南部のピョートル大帝湾にあるリコルダ島の近くに錨をおろした。16日、沿海地方のオリガ地区には200隻以上の外国船舶が集まった。ほぼすべての北朝鮮のスクーナー船が、ロシアの領海から出た。嵐で損傷した船から救出された約75人の漁師は、近いうちにも祖国へ帰還する。

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極東海洋保護区は「アスタフィエフ湾(ピョートル大帝湾西部)で、保護区の検査官らが、岸に乗り上げた船舶を見つけた。小型の船は北朝鮮のものとみられる」と伝えた。

極東海洋保護区によると、船体の損傷や石油などの流出はみられていない。岸辺に乗り上げた船については、地域の内務省機関や沿岸警備隊にも報告された。

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