壁画の作者はイタリアの画家、ヨリット・アゴッホさん(28歳)。クトゥーゾフ通り25番地の集合住宅の壁に描かれた肖像画の高さは60mだ。アゴッホさんは以前にも有名人の肖像画を描いたことがあるが、同氏は、ガガーリンは新たなテーマとなった、と語っている。
ネアポリ出身のアゴッホさんは、ユーリー・ガガーリンの肖像画を1週間足らずで描き上げた。肖像画は非常に詳細に出来ており、写真と区別がつかないほどだ。世界各国から同フェスティバルを訪れ、オジンツォヴォで活動を行った他の参加者も、この作品に感嘆していた。
面積3万8千平方kmを超えるオジンツォヴォ地区は、 最大の屋外ミューラルアート(壁画) 美術館に名乗りをあげている。僅か30日間で、 現代の最高作家60人以上が、 平凡な高層住宅の街を屋外現代アート美術館に変えるだろう。
「どんな壁も、小屋も、 アスファルトの欠片や幼稚園の屋根だって、 原題のダヴィンチやミケランジェロが独自の作品を描くキャンパス となる」とフェスティバル公式HPは伝えている。