米国ウォルマート、テスラを提訴 太陽光パネル火災で

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世界最大の小売チェーン、アメリカのウォルマートがテスラを相手取り、過失で訴えた。同チェーン複数店舗の屋根に設置したテスラ社提供の太陽光パネルが火災を招いた、としている。フォーブス誌が、ウォルマートの訴えをもとに伝えている。

ウォルマートは訴状の中で、損害賠償と、アメリカ全土の240を超える店舗の屋根上に設置された太陽光パネルの撤去を求めている。

折り紙のような形状のブラインド、自宅の窓を太陽電池パネルに - Sputnik 日本
折り紙のような形状のブラインド、自宅の窓を太陽電池パネルに
ウォルマートによると、太陽光パネルの燃焼は7店舗で発生したという。訴状では「火災により店舗内の大量の商品が廃棄された。大規模修理も必要で、損害は数百万ドル(数億円以上)になる」と記されている。

テスラは2016年にSolarCity社の太陽光パネル製造・設置事業を買収。しかし代理店によると、買収以来、同社の四半期の太陽光パネル設置件数は85%以上減ったという。

ウォルマートは2010年にSolarCityの顧客となり、その後6年をかけて、アメリカ国内の244店舗の屋根に太陽光パネルを設置した。

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