同プロジェクトの計画区域面積は約8.1ヘクタール。中心に約6千平米の中央広場をすえ、全体で2.4ヘクタールもの広大な緑化面積に包まれた街は、日本一の高さのおよそ330メートルの超高層ビルやオフィス、住宅、インターナショナルスクール、商業、文化施設などが融合する空間となる。
森ビルの発表では、就業者数約2万人、居住者数約3千500人、想定年間来街者数2500~3000万人。規模は同社がすでに実現した六本木ヒルズに匹敵するが、森ビルはヒルズの経験を活かした「ヒルズの未来形」と呼んでいる。また区域がアークヒルズに隣接し、六本木ヒルズと虎ノ門ヒルズの中間点に位置することから、森ビルは既存のヒルズと連携・融合させることで、都心部に新たな文化・経済圏を創出し、国際都市・東京のさらなる磁力向上に貢献すると高い意気込みを示している。
【ニュースリリース】森ビルが、30年の歳月をかけて取り組んできた都市再生事業「虎ノ門・麻布台プロジェクト」が、いよいよ始動します。コンセプトは、"緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village -"。https://t.co/XwkxnJiaJ8 pic.twitter.com/meAr7jlTuL
— 森ビル株式会社 (@moribuilding) August 22, 2019
森ビルが地元住民と共に30年の歳月をかけて練り上げたプロジェクトは今月5日に着工を迎えた。竣工予定は2023年3月末。
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