チフビミアニは試合後の記者会見でチャンピオンのタイトルを夢見ていたと打ち明けている。
「どんなメダルでも自分にとっては勝利だと思っていましたが、金を取って際限ない喜びを感じています。とても言葉ではあらわせません。私にとって特別な日です。武道館は伝説的な場所ですから。」
決勝でルトフィラエフに勝ったチフビミアニだが、それでも一番見ごたえがあったのは準決勝での日本の永山竜樹との対戦だった。
チフビミアニは永山について「このカテゴリーでは最良の柔道家に数えられる」と評している。
「彼は実際、このカテゴリー(編集注:60キロ級)のリーダーです。試合ではきわどい場面が多々ありました。私が負けてもおかしくない時、神が私の側に加勢してくれたのだと思います。」
男子60キロ級は銀はウズベキスタンのシャラフトディン・ルトフィラエフが、銅はカザフスタンのエルドス・スメトフと 日本の永山竜樹の2名に授与された。
初日の女子48キロ級は、ウクライナのダリア・ビロディドが昨年に続いて金メダル二連覇、銀も日本の渡名喜風南が昨年と同様獲得している。
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